どんぐりパパの研修会学びノート#3

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「どんぐりパパの研修会学びノート」シリーズとして、今回も学んだ内容を、整理してまとめてみました。

同じように学んでいる方の参考になれば嬉しいです。

学びのハイライト

・成人に比べて低値になる検査値

Cre:筋肉量が関係
総蛋白,アルブミン:新生児は細胞外液が多いため
アミラーゼ
IgA,IgG

・成人に比べて高値になる検査値

ALP:成長するために骨代謝が進んでいるため
LDH:小児は細胞代謝が更進しているため

・その他特徴的な検査値項目

白血球数:出生時著名増加。1か月で急激低下。その後徐々に低下し、9~14歳で成人値になる。

・ASTとALTについて①

AST:心筋>肝>骨格筋。細胞質とミトコンドリアに局在。
ALT:肝>>その他(腎、心筋etc)。細胞質に局在。

・ASTとALTについて②

肝疾患急性期:AST>ALT、慢性期:ALT>AST
その他ウイルス感染、心疾患etc:AST>ALT

・ASTとALTについて③

肝疾患の週末像では、肝細胞は破壊されつくしてしまいAST、ALTは低値となる。(逸脱する酵素自体が無い)

・薬剤性肝障害

中毒性肝障害と特異体質性肝障害がある。
①中毒性肝障害:薬剤自体、その代謝物による肝障害。例→アセトアミノフェン過剰投与etc
(用量依存的、1~5週以内)
②特異体質性肝障害アレルギー性と代謝性に分類。例→アレルギー性:ペニシリン系抗生物質、代謝性:フェニトイン(酵素活性低下による)
(通常量でも、1年以内)

・注意を要する肝障害

①ALT > 1000 U/L
②PT活性 < 60% or PT-INR > 1.5
③総ビリルビン値 > 2.0 mg/dL
2項目以上あれば、劇症化リスクあり専門施設へ連絡転送

・劇症肝不全

肝炎症状発症後8週以内に、肝性昏睡Ⅱ度以上の脳症を来し、PT活性が40%以下を示すもの。

・p-i コンセプト

一部の薬剤は、ハプテン-キャリア複合体を形成せず、直接MHCに結合し、T細胞を活性化させる。(伝染性単核球症におけるアンピシリン疹)

・PELD score

小児末期肝障害の重症度スコア。肝移植の優先度を決めるためのスコア。年齢、アルブミン、ビリルビン、PT-INR、成長障害が影響因子となる。
(大人はMELD scoreで、CrやGFR等の腎機能も影響)

・医薬品の副作用報告

診断は医師が行うが、医療機関と薬局が情報共有し連名で報告することが望ましい。

用語集

・基準値

性、年齢、生活習慣、検体採取条件を同じくする健康な基準個体から得られた計測値

・基準範囲

基準個体の計測値の中央値を含む95%を含む範囲

・小児型ポンぺ病

細胞内グリコーゲンの分解酵素が不足に伴い、全身の細胞(特に筋肉)にグリコーゲンが蓄積する先天性の病気。ASTやALTが上昇するが、肝臓ではなく筋肉からの逸脱で生じる。

・DDW-J 2004

薬剤性肝障害のスコアリングで、2点以下→可能性低い、3~4点→可能性あり、5点以上→可能性高い

・poor metabolizer

代謝能が欠損または著しく低い群。
(P450,Nアセチルトランスフェラーゼetc)

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