暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
私は、そうめんに冷やし中華に麺類三昧で過ごしています。
さて「どんぐりパパの研修会学びノート」シリーズとして、今回も学んだ内容を、整理してまとめてみました。
同じように学んでいる方の参考になれば嬉しいです。
学びのハイライト
・早産について
妊娠22週以降37週未満の分娩。
頻度:5%(3/4が自然早産、1/4が人工的早産)
・発育=成長+発達
成長:大きさ、重量などの形態の量的変化
発達:機能の成熟への量的・質的変化
・薬物が胎児に作用する機序は2つある
①胎児への直接作用、②母体を介した影響
・妊娠経過に伴う薬物への影響
①~妊娠3週6日:all or noneの法則
②妊娠4週~4ヶ月:臨界期(最敏感)催奇形性が問題
③妊娠5ヶ月~出生:胎児毒性が問題(正常に形成された器官の破綻や変形)
・胎児への薬物療法
①ステロイド:胎児の成熟を促す
②ジゴシン(ジゴキシン):上室性頻拍
③免疫グロブリン:母体特発性血小板減少症の胎児、新生児ヘモクロマトーシス(IgG抗体を介して胎児へ)
・胎児から新生児期の代謝酵素系
P450、グルクロン酸抱合:胎児期↓↓、新生児期↑
・新生児期の吸収
①胃酸分泌↓:ペニシリン系(胃酸に不安定)BA高い
②消化管吸収不安定:
③腸肝循環する薬がある:グルクロン酸抱合される薬物で、母乳、消化器のβグルクロニターゼによる。
④体重あたりの体表面積↑:ヘキサクロロヘン、ホウ酸の中毒症例あり
・新生児期の薬物結合タンパクが少ない
血清アルブミン、α1酸性糖タンパクが少ない。酸性、アルカリ性の遊離薬物濃度が高くなる。アルブミンに結合しやすい薬物投与によるビリルビン脳症に注意必要。(鎮痛剤、抗炎症剤、スルホンアミド、胆肝造影剤)
・新生児特有の薬物代謝
①イリノテカン:UGT1A1が未発達、遺伝多型も注意
②テオフィリン:メチル化によりカフェインができる(*脱メチル化ではない)テオフィリンとカフェインの血中濃度測定が必要。
・小児TDMの問題
①成長時期による個々の薬物動態を知る必要あり
②少量の血液で正確な測定が必要
③添加物を含めたモニタリングが必要
④採血の倫理的配慮を成人とは別個に考える必要あり
・小児TDMをEBMに沿って考えると
①基礎データを作る
②基礎データを批判的吟味のし伝える
③基礎データを利用する
・クロラムフェニコールによるグレイ症候群
新生児のグルクロン酸抱合は未発達であり、クロラムフェニコールの血中濃度の上昇に伴い起こる。
用語集
・新生児薬物離脱症候群
妊娠中に抗けいれん薬や向精神薬の使用で、分娩後に新生児の適応障害や離脱症状が起こることがある。フルボキサミンやパロキセチンが多い。
・副作用と有害事象
副作用:薬の有害反応を意味する言葉。
有害事象:薬物使用中の有害事象で、薬の因果関係が明らかでない反応も含む。

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